およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

わたしわたしを取り戻したみたい

2回目のワクチン接種にきている。 前回は祝日だったから電車はがら空きだったけれど、今回は平日月曜日。いくらテレワークテレワークと偉い方が叫ぼうとも出勤しなくてはならない方々は当たり前にいるわけで、とすると、以前と比べてましになったとは言え、…

司書さんの話

同居人との会話で、高校生の頃、学校の図書室にいた司書さんのことを思い出した。 同居人ことこまちゅんはわたしと同じ高校だったので、彼女とわたしが思い浮かべる司書さんは同じ人だ。 こまちゅんは司書さんのことを、「インディアンみたいなひとだったよ…

Siaの歌声

久しぶりにSiaを聞いている。chandelierとaliveを交互にエンドレスで聞いている。 Siaの声は特徴的だ。高音と中音の境目から、高音のとき、彼女の声は「掠れる」。掠れるがしかし苦しそうに聞こえない(わたしには)。 いま聞いていたら、低音のときでも掠れて…

おこころの病院、他人の視線から外れる

ASMRとは呼ばない、BGMと呼ぶのがぴったりの、クラシックだかジャズだかが流れている待合室にいる。 この頃の混み具合からして、恐らくここから2時間は待つだろうなあと、ぼんやり思う。 最初から座って待つことができたのはラッキーだった。それを狙って早…

何があるかわからないからLINE交換しませんか?

タイトルの言葉、文面だけ見たら至極真っ当である。 たしかに、このご時世、何がいつどうなるかわからない。考えたくもないけれど、自分や自分の大事な人、その大事な人の大事な人が流行病に罹ってしまう可能性だってゼロじゃない。本当に「何があるかわから…

レイヤー、レイヤー、レイヤー

眠ったらすっきりした。 お昼ご飯は、ビーノを食べた。大人なので、お菓子がお昼ご飯でも誰にも怒られない。なんならアイスがお昼ご飯でもよいのだ。大人の権利を思う存分実行してやった。 ビーノを食べた後、窓をあけて、タバコを吸った。換気扇の下ではな…

だいじなおてがみ

だいじなお手紙のお返事を、ずっとニヨニヨ考えている。だいじなだいじなお手紙だから、黒ヤギさんばりにむしゃむしゃ食べてしまいたいくらい、嬉しいし、自分の一部にしてしまいたいのだけれど、だからこそ、どんな言葉を返したいかなって、ずっと、お手紙…

フジロックがつらくて見られない

フジロックが辛くて、見ることができない日が来るなんて、思ってもみなかった。 なぜ辛いのか、言葉にしておこうと思う。2021年8月22日、14:53の、気持ち。 フジロックは特別だ。わたしは別に「常連」ではない。直接苗場に行ったことも1、2回あるだけだし、…

生きるための遺書を書くことにした

*長いし内容が重たいから、別のサイトに書いていたのだけど、一晩たったら「別サイトに書いてる意味」がよくわかんなくなったので、ここに載せます。ガハハ。* ○○○○○ これまでのことを振り返らなければならないことほど悲しいことはない。だってそうじゃな…

くそながブログ書きまして

ここには似つかわしくない、長い文章を書きました。こちらから読めます、無料にしました、結局!ガハハ! https://note.com/ofumicycle/n/nb354bc40aa80 はー、すっきりした。 いきましょう。ね。

穴の底から、穴の側へ

あるはるかのさえぐさです。 この前久しぶりに「終電のうた」を歌って気がついたけれど、わたしは、大分前から「立ち上がれないほど叩かれても尚 見つけた光が君の力だ」というようなことを、他の曲たちでも、手を替え品を替え、書いているようだ。 なぜだろ…

おかわりもののけ姫

『賢しらに僅かな不運を見せびらかすな!』 というエボシさまの言葉が、午前中ずっと頭を巡っていた。 昨夜は、おかわりもののけ姫をしようとし、大きな音で見ちゃ悪いなと思い、ヘッドホンで見始めたところ、ただ見ているだけでは聞こえない、森の音が方々…

<業務連絡>いち はじめのブログもこちらに統一しましたヨ

あるはるかのさえぐさです。そして詩人のいち はじめです。 今までブログをふたつに分けていたのですが、あんまり意味がなくなったので、今度からはこちらで全部書きます。 分ける意味、なんであったのかしら。もうどっちも同じ自分だから、いいわ。 どうぞ…

生きる権利

あるはるかのさえぐさです。 とあるものを目にして、非常に辛く悲しい思いをした。これを読んで、わたしが何を見たのか、ぴんときた賢しい読者の方々におかれましては、どうか、その、「わたしが目にしたもの」を、見に行かないでほしい。見に行くことをこそ…

主語がでかいときは

眠たい。とても眠たい。 眠い、よりも、眠たい、のほうが、より睡魔が強いように感じられる。知らんけど。 眠たいから、眠気覚ましに書くとしよう。ココアがよくなかったのかもしれない。血糖値爆上がりである。朝4時前から起きているからかもしれない。その…

1回目モデルナちゃんの本領発揮

あるはるかのさえぐさです。 昨日、自衛隊の大規模接種会場で、モデルナ1回目を終えてきた。打った昨日はなんともなかったし、ちょっと腕痛い?くらいだったし、今朝は念のため痛み止め(解熱剤にもなる)を飲んで、労働して、今。 今、モデルナちゃんがおそら…

口から音を出す

あるはるかのさえぐさです。 口から音が止まらない。気がつけば歌いたくなる。まるで天才ぶってるように見えるがそうではない。ストレスなのだ。この目の前に広がる、立ちはだかる、ただそこにある世界が、現実が、つらく、引き裂かれるような思いがして、そ…

ニアリーイコール「執着」

あるはるかのさえぐさです。 ほっといてもやること、がある。ほっとくとやらないこと、もある。ほっといてもやること、は、恐らく、自分が「好きなこと」なのだろうと思う。 けれど、「好きなこと」だからといって、ただ楽しくあっぱらぱーというわけではな…

予期せぬ恐ろしい事態への、リカバリー

あるはるかのさえぐさです。 携帯電話が突然死にました。一昨日のことです。たしか。たしか、というのは、あまりにも慌てふためいて記憶が定かでないからです。昨日は新しい携帯をケースもつけずに丸腰のまま持たざるを得なかったので、携帯電話が死んだのは…

語りかける

いま、目の前に自分の話を聞いてくれる準備を整えた人がいたとして、一体どれくらいの人が、その人に、話しかけるだろうか。 話しかけたとして、その中の何人が、どこまでのことを、その他者に、語りかけるのだろうか。 わたしは、他人に自分の話をするのが…

あたまいたとみのかまたり

あるはるかのさえぐさです。 頭が痛とみのかまたりである。読みは「いたとみのかまたり」である。痛とみ、の部分はどうにでも改変可能である。眠いときは眠たみのかまたり、もしくは眠とみのかまたり、辛いときは辛とみのかまたり、嬉しいときは嬉しみのかま…

台風が来ると冷凍ドリアが食べたくなる

あるはるかのさえぐさです。 「台風が来ると冷凍ドリアが食べたくなる」 というような一文が、頭に浮かぶ。たしか銀色夏生著・「ミタカくんと私」にこのような文章が出てきて、これを読んだわたしは早速真似をして、台風が来るチャンスがあると、「冷凍ドリ…

やじろべえが立つセンターライン

あるはるかのさえぐさです。 またTwitterをあんまり見なくなってしまった。開会式にまつわる諸々の事柄が起きてから、Twitterを見ていると、訳がわからなくなっていくので、見るのをやめてしまった。 Twitterはわたしに知らない世界をもたらしてくれる一方で…

紋切り型の夏

あるはるかのさえぐさです。 日々はもうすでに夏の盛り。青い空に白い雲、じっとりした湿度に灼けるようなアスファルト。繰り返された記号のような夏に、今年も息をしている。 ぷりぷりと怒りながら自動販売機の下を器用に折り畳み傘の柄でまさぐる男性とす…

躯体

歌声を奪われた歌姫はただの姫になり 年を重ねやがて躯体だけが残る 躯体はまだ息をし、 死ぬことを知らない 歌声を奪われ姫でなくなった躯体に 呼びかける名を他者は持たない 呼称のない躯体はただそこに「ある」 呼称のない躯体はそれでも息をするし食事を…

大好きなきつねさんと、いつも現れるおおかみさん

あるはるかのさえぐさです。 職場に大好きな先輩がいる。齡70歳オーバーの、きつねさん(仮名)。 きつねさんはいつも優しい。何かと気にかけてくれる。8時間勤務ができたりできなかったりするわたしを、唯一、受け止めてくれている。それは、きつねさんの近く…

言葉が出てこなくなった、凪

なんにも言葉が出てこなくなった。凪。 なんにも出てこないときは、なぜだかよく眠る。眠っても眠っても眠くて、ただずっと途切れずに眠りの中にいたい、と思う。 本を読んで、目が滑るけれど、読む。読み始めると読み終わりたいという欲求があるから。途中…

毎朝ひとりロッキングオンジャパン

あるはるかのさえぐさです。 梅雨が明けた。すっかり猛暑だ。途中経過というものをすっ飛ばして、夏はいつでも全力で日常を塗り替える。炎天下のマスクは死を予感させるし、それは冷房の(ほぼ)効いていない室内でも同じこと。だから、本当に早朝の、まだオフ…

踏み越えて、いいことなんてひとつもない

朝から駅で大きな声が聞こえる。 ベンチに腰掛けた方が、電車に乗ろうとしている方になにかくだを巻いている。 と、書いたときに、ベンチに腰掛けた方をどちらの性別かと思いやすいかと言えば、多分、残念ながら、「男性」だろうと思う。 でも今朝は違った。…

ソングをシングしたい人生のために

あるはるかのさえぐさです。 メロディが思いついてもコードがつけられない、という状態で宙ぶらりんのまま生きてきた。コードをつけるのは同じバンドのメンバーの岸田くんのほうが、遥かにセンスがあるからだ(それがなければ一緒にやってない、プラス人間と…