およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

露悪的、マジ意味不明で巨大な、虫

今日のわたしは露悪的だ。変な天気のせいかもしれないし、ホルモンバランスのせいかもしれないし、ただ元々の露悪さが濃ゆく表に出ているだけかもしれない。 向かい側の座席は、7人がけ。足を閉じない族の男性がお2人いるため、5人しか座れない。コロナの影…

右腰a.k.a不穏

あるはるかのさえぐさです。 やっちまったな、という朝です。物理的にやっちまったな、という朝ですな。指は結構前に物理的にやっちまっており、継続しておるものの、付き合い方がわかってきたのでもう良い。お前のことはおれが介抱してやるぞよ。 そこに新…

属人的で属人的でない、どちらも嘘じゃなかった。

あるはるかのさえぐさです。 音楽は属人的、に、通ずることを、昨日Radiotalkでライブ配信をして考えた。 その「一曲」に出会い感動を覚え、「まるでこれは私に向かって書いてくれたものではないのかい」と没入するような気持ちを覚える時、その曲を書いた人…

花束の人

花束を左手に、クリーニング済みのスーツと傘を右手に、前を歩く人がいた。白髪混じりの、すらっと背の高い男性。 一段ずつ階段をあがるとき、ちら、と、左手の花束に目をやっていた。ブーケ。小さなものじゃない。誰かから貰ったのかな。もしかして自分で作…

音楽は属人的

あるはるかのさえぐさです。 音楽はとても属人的だ、とふと思う。 〇〇さんのドラムはすごいだとか、△△さんのベースはすごいだとか、□□さんの歌声はすごいだとか、何某さんの歌詞はすばらしいだとか、誰それさんのギターはやっぱり違うだとか。 これは、いわ…

犬笛ごっこ

「あの人に気をつけなさいね」 という文言を、こんなに聞くこともなかろうという頻度で言われる。 えーさんはびーさんに気をつけなさいね、といい、びーさんはえーさんに気をつけなさいね、といい、しーさんはついに全員に気をつけなさいよ、という言葉を残…

おれがほんとうに決めたことなら

あるはるかのさえぐさです。 唐突ですが、反省と否定はちがいます。反省しているつもりが自分を否定する言葉を集めがちになることは、よくある。さらに言うなれば、反省はもしかしたら社会的には美徳なのかもしれんが、反省しても仕方ないことだってある。 …

引き続き「音楽」

あるはるかのさえぐさです。 今日も今日とて東京事変の「音楽」を聞いている。重たいかと思えば軽く、難解かと思えばポップ、でも通底しているのはどストレート(と私には思える)なメッセージ。 林檎さんの三毒史から通ずるような重低音、仏教のモチーフ、で…

雨宮まみさんのこと

雨宮まみさんのことをたまに思い出す。 戦場のガールズ・ライフ http://mamiamamiya.hatenablog.com/ というブログをやっていて、もちろん更新は止まっているのだけれど、いま、読み返していた。 webの連載で、なんだか華やかに笑ったり、着飾ったりしながら…

この世でいちばん

あるはるかのさえぐさです。 最近自分の布団の薄さを実感している。敷布団のしたに、なんだっけ、アレをアレしているのに、その人が役割を果たしてくれなくなっているのだろう。または、寝返りが下手か。両方か。 入眠時の姿勢は左向きだけどそのうち肺が苦…

『歌ってみた』、ではないのです

自分たちの歌と他人の歌をうたうことは全くちがう。他人の歌は良くも悪くも他人のもので、であるからして、自分の解釈の余地を含んだところで、何にも崩れないし壊れないからだ。 最近「おやすみソング」と称してカバーをRadiotalkに配信中しているのは、歌…

汗だくのあと、ブランケットを欲しがる

あるはるかのさえぐさです。 半グレ(半休ともいう)を継続している。ということは収入も減るということだ。にも関わらず、帰りにベローチェに寄ることが癖になっている。ベローチェに寄って、冷たいコーヒーを飲み、タバコを吸うその時間を頭に描きながら午前…

5時間の自由

特急に乗ってどっか行っちゃおうかな、と思うことがよくある。 JR新宿駅の構内を歩いていると、色とりどりの電車が行き交い、終着駅が自分の最寄りよりもうんと遠いと、なぜわたしはこれに乗らず真っ直ぐに帰路に、または職場に向かうために、電車に乗ろうと…

東京事変と目が合う

あるはるかのさえぐさです。 今日はしっかりとした梅雨だ。早朝は半袖で居ると少しだけ肌寒く、帰りにはちょうど良い。マスクを忘れて家を出て、慌てて鞄に忍ばせた予備のマスクをつける。いつものマスクよりも、少し肌触りの良いマスク。これだと仕事をして…

転売ヤーに渡るとしてもロマンティック妄想

あるはるかのさえぐさです。 今朝は晴れている。昨日から梅雨に入った、いう気分でいたけれども、晴れは晴れで良い。 使わなくなったものを、どんどんメルカリに出している。運送されているもののうち、誰かの家から誰かの家へ運ばれてゆく品物は、どれくら…

さみしく、さもしい、言葉の体温

今更なんで、ということは、往々にしてありますが、今更なんで「いち はじめ」=「あるはるかのさえぐさ」ということをしれっとお知らせしたのか、自分でもよくわかりません。 ほんとうは、「でっかい賞をいちはじめで獲ったら発表するんだ」とか、よくある…

わたしの夏、あの子の夏、彼女たちの夏

あるはるかのさえぐさです。 今日はなんだか車内が暗いな、と思ったら、UV加工が施された車窓だった。換気のためにすこし開けた窓から、本当の朝の光が差し込んでおり、やはりもう夏は近いのだなと知る。 ひと席飛ばして座る大学生のような男の子は、恐らく…

はじまる

あるはるかのさえぐさです。 今週はなんだか忙しかった。これではせっかくの半グレ(半休ともいう)の意味が全くないと途中で気がつき、来週は何も予定を入れないことにした。休まねばならない。でないと上手に付き合えない。そのためには「断る」ということが…

小さな川を辿れば

あるはるかのさえぐさです。 昨日の帰りにやらかした。初めてのやらかしだった。すでに持っている本を意気揚々と買い込んでしまった。店頭で見つけたときのあの喜びよ。本棚にその本をさそうとしたときのあの落胆よ。仕方ない。だってその本がとっても好きな…

上手に付き合う

あるはるかのさえぐさです。 最近朝の通勤路を変えた。というのも、給与明細をよくよく見たら、自分が申請した通勤路ではなくて、最安値の通勤路で定期代が振り込まれていたから。当たり前だし、申請するとき迷ったんだけれど、「大丈夫じゃない?」と言われ…

小さな鳥たちの読書会

あるはるかのさえぐさです。 昨日は半グレ(半休とも言う)して昼間から家にいた。radiotalkの、槙野さやかさんの、「小さな鳥たちの読書会」をまとめて聞く。テーマは「暴力とケア」と、「みじめさ」について。それぞれのテーマについて、槙野さんとお相手の…

猫、半袖、猫

あるはるかのさえぐさです。 半袖をもう解禁した。羽織りものをせずに、今ぐらいの時期の朝を肌で感じるのはとてもよい。だいたい朝に風呂に入るので、温まりすぎた手足が少しずつ冷えていく。洗いざらしの髪も適当に乾いてくれる。 昨日の帰り道、猫を触っ…

金にならない感受性

あるはるかのさえぐさです。 作った短歌を手直ししていたら、もう目的地の駅までの中間地点に来てしまった。 今朝みた、むらさきのアジサイを、お尻の黄色いアブ?蜂?がついばむ姿が良かった。これを短歌にしたいなと思う。字数が限られている中で、目に映…

砂の、愛の、後の、穴蔵へ

毎日が砂のように過ぎ去って 残るものは後悔か懺悔か痛惜か諦念か マグマのように煮え沸る命は消え失せて 終着駅を欲している、はやく、線路の終わりを、その先を、その先の穴蔵へ、わたしを、あなたを、いや、やはりわたしだけをこそ、その先の穴蔵へ、穴蔵…

雨上がりの庭

あるはるかのさえぐさです。 洗いざらしたままの髪で家を出た。路面が濡れていたことで、夜に雨がやってきたと知る。夜中の雨が止んだ後、朝が来た通勤の道は、心なしか「たっぷり」としており、違う景色に見える。 こういう時、いつも、瞼がシャッターだっ…