およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

横になって目を瞑る

風がごうごう唸っている。

午前中は、いい風だなあ、くらいにしか思わなかったのに、もはや強風。

窓を全開にしているので、家の中をびゅんびゅん風が通り抜けていく。

 

同居人氏の部屋のソファをお借りして、目を瞑る。

風がごうごう、と吹き荒ぶたびに、背の高い観葉植物がゆらゆら、ゆらゆら。

危うく倒れそうなので、部屋の隅に避難させた。

 

あら、植物避けてくれたの、ありがとう、と言われて、まさか昼寝の邪魔になるからとも言えずに、いいえどういたしまして、と答える。

 

最近昼間に眠くならないので(夜さんざん寝ているから)、正確には昼寝ではなく、寝そべり、といったところ。

 

寝そべって、ただただ目を瞑っていると、落ち着く。

携帯もいじらない。本も読まない。音楽も聞かない。ただ目を瞑って、じっ、としている。

 

そうすると眠ってしまうこともあったんだけれど、この数日は、眠らない。眠らないまま、2時間過ぎていたりする。

 

目を瞑って横になっていると、空気の匂いがより濃くかおるような気がする。

昨日は、プールからあがったあとみたいな匂いがした。今日は、どこからともなく、花の香りがする。

 

風が通り抜けていく感じを、ぼんやり、体全体で感じて、タオルケットにくるまる。そうしてただただ目を瞑ると、何もかもどうでもいいような気がするときもあって、そういうとき、こころが自由を感じているな、と思う。