およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

これはだれのもの

あるはるかのさえぐさです。 今日は、というか、最近モヤっとしていること。職場のじいさんに、 「おっぱい」 と言われること。 頻度が増えてきた。みんながいる場所でも嫌なんだが、今朝はたまたまエレベーターで2人きりになったとき、持っていた掃除機で乳…

風雨の翌日鳥は鳴かない

早朝の電車は、緊急事態宣言にはあんまり関係がないみたい。もっと混むかと思ったけど、5時半はさすがに早すぎるってことなんかね。 雨が上がった次の日は、鳥があまり鳴いていなかった。晴れていても、雨の滴が垂れるばかりで、チッチッチッチッと鳴くいつ…

手のかかる子ほど

風で葉が擦れる音か、雨か区別がつかなかったので、匂いをかいだ。雨だった。 朝から母の日のプレゼントを選んでいる。ひとに何かをあげることはいつも楽しい。母に対しては屈折した気持ちがあるので、たいして喜んでくれなかったりすると(母は正直者、でも…

捕まえた先は夕焼け

あるはるかのさえぐさです。 今朝の夢は不思議だった。テーマパークにメンバー3人で行っているのだが、座席が埋まっている。夢の中でもソーシャルディスタンスで各席いくつかずつ空けなくちゃいけないのに、大勢の人がそれを無視。わたしたちもついに我慢し…

判官贔屓

中学生のころ、授業中に先生に、 「お前は判官贔屓だな」 と言われた。 何の授業で(たぶん国語だったんだろう)言われたのか思い出せないけれど、時たまふと、この言葉を思い出す。 「お前は判官贔屓だな」 どんなに嫌な人でも、どんなに仕事ができない人でも…

テーピング上手、一番端の席、歌うこと

あるはるかのさえぐさです。 今朝はテーピングが上手くいった。朝貼れば良いのだ。またひとつ賢くなった。 珍しく端の席に座れた。いつもこの席にいたおっちゃんはテレワークになったのかもしれない。早めのゴールデンウィークに入ったのかもしれない。どち…

行くあてのないサブナード、ヘイトと漣

いらっしゃいませ、ご来店ありがとうございます、エスカレーターにお乗りの際は、足元にお気をつけください 緊急事態宣言でほぼ全ての店が閉まっていた。早朝と変わらない風景の新宿サブナード。各テナントからのBGMがないだけで、こんなにも空間が広く感じ…

聞こえた音、バルセロナ、開いた蓋をただ見つめる

あるはるかのさえぐさです。 今朝宇多田ヒカルの「time」を聴いている時に、アレンジ変えた?と思ってしまった。そんなわけはない。リリースされて、サブスクに上がってるものを聞いているわけだから。 今まで私の耳がその音を捉えられていなかっただけ。た…

ぱっと消えた人、待つ、待つ、待つ

遠くに行った人と連絡が全く取れなくなった。仕方ないんだと思うけど、さみしいなと単純に思う。どこかでちゃんと生きてるはずと思うけど、それをこの目で見られるのはいつになるのか、わからない。またあの顔が見たいんだけれど。また話したいのだけれど。 …

コンテンツ、コンテンツ、コンテンツ

あるはるかのさえぐさです。 現在午前10時。休みの日でも結局いつもの3時半に起きた。アラームが鳴る前に目が覚めてそのまま今に至る。朝、山の向こうにコーヒーの風味がする薄めたコーヒーをのみ、胃薬と決まった薬を飲み、タバコを吸い、ラジオを少し聴い…

占い、意味づけ、繭の中

急にいろいろなところから連絡が来た。ひとつは、仕事を探していたときに内容を聞いた出版社、ひとつは、昔からの音楽仲間からの、頼みたいことがあるという連絡。 わたしは占いが好き。石井ゆかりさんとしいたけさんの占いだけが好き。優しいし、断定しない…

するべきことを知っている瞳

あるはるかのさえぐさです。 今朝はぎりぎりの出発になってしまった。発車二分前に乗り込んだ車輌は、マウントレーニアの広告で埋め尽くされており、その全てが「動物の写真」だった。キャッチコピーは、「広告でも深く癒やせたら。」 犬猫にとどまらず、キ…

たゆたう

全く詩も短歌も書かなくなった。なんでだかはわからない。そのような言葉が見つからなくなった。だから死ぬわけでない。当たり前。書きつけているこの言葉はなんだろう。日記、と呼ぶ以外にないような、言葉の羅列。 こんな調子でも、誰かと話す時は、ちゃん…

繰り返し繰り返す、繰り返し

あるはるかのさえぐさです。 歩きながら宇多田ヒカルの好きな歌だけ集めたプレイリストを作った。歩きスマホはいけないよ。このプレイリストには林檎さんとのコラボの曲も入ってる。浪漫と算盤は最初聞いた時わからんかったが、歌詞を読んだら2人と重ねてわ…

ビタミンB12、だいたい全員勝てる

あるはるかのさえぐさです。 歩き出す前にAirPodsを装着する。音楽を再生する前に公園の樹が、葉が擦れる音が聞こえた。One Last Kissの最後の歌詞とリンクしてマスクの中でニヤニヤした。 アップダウンが激しい。でも今週体の疲労がマシなのは、職場の先輩…

東京のひと

数駅だけでも座りたくて、わざわざ途中で乗り換えなければいけない電車に乗る。あと数分ホームで立って待ってさえいれば、自分の行く先にたどり着く電車が来るのに、それが待てない。わたしは東京の人になりんさったなぁ。 今日はくしゃみがよく出る。くしゃ…

胃の悲鳴、少しさみしいが鳴る声

あるはるかのさえぐさです。 調子にのっているとき、うまく行っている時ほど何か事故が起きたりミスしたりするから身構えなければ、と、毎日思う。昔はひとついいことがあったとして、その後コンマ数秒で、「ということはこのあとものすごく悪いことが起こる…

たっぷりのお金と休暇をあげてください

菅総理の読み方がわからなくなるほど、情報から距離を置いていたみたいだ。 NHKのドキュメンタリーで、もがいてもがいて働く看護師さんたちを見たあと、たまたまTwitterをみて、オリンピックをやることにどこまでも突き進むことを譲らないお上のひとたちを見…

スケールから逃げる、逃げる、逃げる

あるはるかのさえぐさです。 Twitterのアイコンを自作モヤイにしてから、なんだか気が軽くなった。どうでもいい、おかしみのある(実際におかしいかどうかは別として)余地があるのは、大事だ。 さて今日はスケールのお話をしましょうね。スケール、いえ、規模…

モヤイ、憧れ、日曜日

あるはるかのさえぐさです。 Twitterのアイコンを、自分で書いたモヤイにした。髪型はいまの私に似せてある。概ねメンバーからは好評だ。似てる、とのことだったので良しとする。いらすとやさんのモヤイ像を見ながら自分で書いた。我ながらよく出来たと思う…

肉、パフェ、内蔵信号を信じる

同居人のイビキと鳥の囀りが聞こえる。 胃が悪いので、どちゃくそに薄めたコーヒーのようなものを飲んでいる。コーヒーのにおいがするくらい、の、コーヒーのようなもの。 胃が悪いのに昨日は焼き肉を食べた。肉はすごい。肉を食べないという生き方も尊重す…

午後2時を告げるラジオ、午前5時の街

あるはるかのさえぐさです。 「午後2時になりました」とラジオが告げるアナウンスを聞きながら歩く通勤路は午前5時10分。帰りに人で溢れている道はいまは誰もいない。昨日は何人かすれ違ったけれど、今日はたった1人、前を歩く人しかいなかった。 ラジオに集…

脱線、キャパシティ、自己責任

あるはるかのさえぐさです。 たまたまTwitterを開いたのがいけなかった。被害者ムーブを取りたいわけではないのに、どうしたもんか、傷ついてしまった。 Twitterの、たくさんフォロワーのいる方が、「バイトにしがみついて潰れていったミュージシャン志望や…

整理、逃げる、新宿の街

Twitterのフォローを整理した。最近Twitterを見ていないことが多いから、たまに開いたときに、居心地の良い環境にしたかった。 少し前は、コロナのことや災害のこと、社会問題、様々な事柄の、自分が信頼できると思える人々のTwitterをフォローしては考え、…

わたしとコロちゃん

コロちゃんは、朝いつも私を待っている。 朝の私はいちばん体力があるので、コロちゃんを持ち上げることもばっちこいだ。 勤め始めのころ、コロちゃんと全然仲良くなれなかった。コロちゃんの命綱を断線させたり、コロちゃんがコロちゃんらしく横になってひ…

白いシャツ、赤いスカート、黒いフリルの靴下

目の前をおじさんが歩いていた。 赤いチェックのロングスカートに白いシャツ。黒いフリルの靴下に革靴。髪型は白髪、後ろ姿だけみても、顔は男の人なのだろうなあとわかる。すらりと身長が高く、新宿の街に溶け込んでいた。 たまたま後ろを歩いていたわたし…

早朝10分のピアノとギターとちいさな声

あるはるかのさえぐさです。 今朝は成功した。早く起きて、支度をして、少しだけピアノを弾いて、声を出した。そう言えば、最近ギターを買った。ヤイリの、偽物(ではないんだけど)廉価版。実は2本目。1本目はそこそこ値段のする、エレアコを買ったけど、挫折…

inside you

あるはるかのさえぐさです。 最近自分が15歳くらいに戻ったみたいだ、と感じる。学校までの通学路、行きも帰りも、誰もいない田んぼを横目に、ずっとずっと同じ歌をうたっていた。当時はスマホなんてものはなく、ガラケーで、ポータブルで音楽を聴くといえば…

こども、こども、こども

世界の全てを救うことはできない。だのに、私は、「いま、他人が他人から痛めつけられているかもしれない」「いまから、他人が他人を痛めつけるかもしれない」という状況にとてもとても弱い。 世界の全てを救うことはできない。できるわけがない。何度言い聞…

託された絶望

あるはるかのさえぐさです。 上間陽子さんが好きだ。Radiotalkでも話したけれども、上間さんの書いた「裸足で逃げる」は素晴らしい本だった。 昨日買った「海をあげる」は、それと同じくらい、もしくはそれ以上に素晴らしい本だった。 あとがきから一部分、…