およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

スケールから逃げる、逃げる、逃げる

あるはるかのさえぐさです。

 

Twitterのアイコンを自作モヤイにしてから、なんだか気が軽くなった。どうでもいい、おかしみのある(実際におかしいかどうかは別として)余地があるのは、大事だ。

 

さて今日はスケールのお話をしましょうね。スケール、いえ、規模のことではないのです。計測、定規、数字、そんなもののことを指しますね。英語的に合っているかはこのお話の場合どうでもいいので脇に置いて。脇に置いておけない人はもう目を閉じてくださいね。

 

わたくしは、何かで測られる、ということがとても苦手なんですの。なんでもいいのよ、例えばそうね、身長体重から始まって、目の大きさ、お口のお大きさ、お顔の大きさなんかもそうかしら?それから学歴職歴収入額なんかもここに含まれますね。ああ、忘れてはいけない、そう、何かを作っている人なら、「自分が作ったものにお金を出してくださる方の数」というのもありますわね。

 

スケール、数字、は、わかりやすいんですの。わかりやすく他者にわたくしを「把握」させた気持ちにさせる。「把握」はすぐに「ラベリング」につながる、とわたくしは思っていて、おやおやそれは「逃げ」ですよ、と仰るならあなた、だからタイトルで申し上げていますでしょ。「スケールから、逃げる、逃げる、逃げる」って。

 

逃げることは卑劣なのかしら?根性なしかしら。そうかもしれないし、そうでないかもしれないのに、他人はあなたを「スケール」で「把握」したがるでしょう。あらごめんなさい、あなたと私は違う人間でしたものね、あなたは「スケール」がお得意?お得意なほうが良いわよきっと、この世の中で、息継ぎがしやすいに違いないもの。

 

残念なことにわたくし、「スケール」のなかでの苦しさ、については、語る言葉を持たないの。ごめんなさいね。わたくしは「スケール」から逃げてきたし、「スケール」の中にいた、わたくしなりにそれはそれは全力で「スケール」の中で溺れていたときも、なんせ、「スケールの下のほう」だったものだから。だから、語れる言葉はわたくしにはないのよ。期待はずれね、ごめんなさい。

 

とにかくわたくしは、もう、「スケール」が嫌いなわたくしを、そういうわたくしが存在するという事実を、受け止めなくてはいけないところに来たようなのよ。どうしてそう思うのかしら?それはわからないわ。だってそう思うんだもの。

 

だからわたくしはこれから、わたくしが納得するまで、「スケール」の外側に出てみようと試みることにするわ。スケールから逃げることは簡単ではないもの。まず手始めに、わたくしが他者をスケールで測らないところから始めないことには、いつまで経ってもおんなじところをぐるぐる廻るだけね。

 

あなたはどうなさるの?わたくしはもう行くわ。立ち話にお付き合い頂いてどうもありがとう。どうかあなたもお元気で。わたくしも、こちらの道から、あなたのことをたまに思い出すわね。たまーにね。