およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

聞こえた音、バルセロナ、開いた蓋をただ見つめる

あるはるかのさえぐさです。

 

今朝宇多田ヒカルの「time」を聴いている時に、アレンジ変えた?と思ってしまった。そんなわけはない。リリースされて、サブスクに上がってるものを聞いているわけだから。

今まで私の耳がその音を捉えられていなかっただけ。ただ「静かな箇所」だと思っていたところにも、丹念に、物語が詰まっていたことに、今朝気がついただけ。

 

右手がもはやボクサーの様相を呈している。湿布、シリコンサポーターを経て、結局今日からテーピングしてみることにした。FCバルセロナも認めているらしい撥水加工のテーピング。朝バタバタするのが嫌だから、寝る前にテーピングして寝たら、端の部分が布団に擦れて、めくれあがっていた。頼むよFCバルセロナ、と思いつつ、仕方なく、捲れ上がった箇所を切った。余計時間がかかった。(テーピングテープを利き手じゃない左手で切るのは難しいよ、みんな辞めた方がいいよ)

テーピングは寝る前にしてはいけない、ということを学んだ。ひとつまた賢くなった。

 

言って欲しい言葉をふいに誰かから言われると、ぐっと蓋をしていたものが、あっけなくぱかんと開いてしまうことがある。

「若いって言ったって、疲れるもんは疲れるんだから、疲れたら休んでいいんだよ、自分の体が1番大事なんだから」と、同僚のやさしい人に、2人きりのロッカールームで言われてから、わたしはとても弱くなってしまった。

 

優しさに弱い。いや、言って欲しい言葉を言ってくれた、その事実に打ちのめされて、狼狽える。「ありがとう」とその場で受け取って、元気が湧くのならいいのになあ。「ありがとう」とその場で受け取って、わたしは、ぱかんと開いてしまった蓋を、どうやってまた閉めたらいいのか、溢れ出した細々したものを、またどうやってこの箱に戻せばいいのか、途方にくれている。

 

でも嬉しかったよ、ありがとうね。○○さんが優しいこと、一生懸命なこと、わたしはちゃんと知ってるからね。覚えてるから。ありがとう。一緒にがんばろうね。