およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

早朝10分のピアノとギターとちいさな声

あるはるかのさえぐさです。

 

今朝は成功した。早く起きて、支度をして、少しだけピアノを弾いて、声を出した。そう言えば、最近ギターを買った。ヤイリの、偽物(ではないんだけど)廉価版。実は2本目。1本目はそこそこ値段のする、エレアコを買ったけど、挫折して売った。わたしにはそういうところがある。岸田くんの大反対を押し切って、でっかいヤマハのピアノを買ったけど、いまはもう家にない。一度ライブハウスに持っていって演奏したら、案の定、運ぶことにより首の筋を痛め、しばらく左が向けなくなった。我ながら阿保である。

 

そして「これは私の手元に置いておく必要がない」と思うと、すぐに自分の部屋から追い出したくなる。音はとってもよかったから、レコーディングのときに使おうよ、という岸田くんの静止をまたも振り切り、ヤマハのピアノを売った。残ったのはあと2年払い続けるピアノのローン。実態のないピアノにお金を払い続けている。我ながら阿保である。

 

今回はそんな諸々の反省を踏まえて、ギターを買った。ローンを組まなくて済むような価格で、指がポークビッツみたいなわたしの手でも弾けそうで、多少雑に扱っても笑って許してくれそうな、アコースティックギター。これは完全な趣味なので、焦って上手くなる必要もなく、ただ、なんか、ギターたのしそうだな、と思ったことにより、わたしの部屋にやってきた。

 

今は便利だ。YouTubeを見れば、わたしのようなポークビッツのおててをしている人にも、こういうコツを掴めば弾けますよ、と教えてくださる方々がごまんといる。ありがたいことよ。

 

岸田くんが、ぼくが教えてあげるよと言ってくれたけど、またも無視した。ケンカになるのが目に見えている。絶対にケンカになる。岸田くんに教えてもらえるくらい、ある程度弾けるようにならないと、話にならんのだ。こういう場合、他人同士であれば、教わる側がどんなに下手でも教える側は「そういうもんだ」と思って摩擦は起きないだろうけど、10年も一緒に音楽やってる人間同士だったら、目も当てられない。たぶん。

 

そういうわけで、今朝はピアノと、楽器にふれてきた。そしてちいさく声を出してきた。どちらも10分足らず。でも今日は「成功」。そう思える。