およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

テーピング上手、一番端の席、歌うこと

あるはるかのさえぐさです。

 

今朝はテーピングが上手くいった。朝貼れば良いのだ。またひとつ賢くなった。

 

珍しく端の席に座れた。いつもこの席にいたおっちゃんはテレワークになったのかもしれない。早めのゴールデンウィークに入ったのかもしれない。どちらにせよ、良い理由だといいなと思う。

 

端に座れたからなんだってんだって話だけど、東京のひとになりんさったわたしは、無意識に端の席はその他の席より価値が高いと思っている。壁が片側にあると安心する。眠ることもできる。

 

10代20代のころは、端の席になると本当に熟睡していた。いまは、首の側部が死ぬのでできない。あのときはそこがまだ柔らかかったんだな。柔らかかったものが、知らぬうちに硬くなっている。知らぬうちに。

 

歌を習っていたとき、わたしの先生は「身体づくり」から始める人だったから、なかなか歌わせてくれなかった。おかげで、今でも立って膝を伸ばしたまま、両手がべたっと床につく。肩甲骨も必然的に伸びる。5年くらい続けて、詳細は省くけど、「え?5年続けた生徒にそれする?ウケピー」ということがあって辞めた。

 

歌い方は何通りもある。正解なんてない。自分の歌い方を見つけるしかない。でも、「間違いではない」「正解かどうか」が、深く深く刻まれているわたしの脳みそは、どうも、そのことに囚われている。

 

歌は声を出すこと。声を音にのせること。たったそれだけの事実に、行為に、ここまでずっと答えを出せないでいること。それは豊かなことなのかもしれない。

 

思いっきり歌う、が、実はきっと、私にとっては1番難しい。わたしが歌った時の気持ちよさが、聞いてくだすった人に伝わったら、それが1番いい。そこまでの高い壁。それはたぶん私の中にある。