およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

『歌ってみた』、ではないのです

自分たちの歌と他人の歌をうたうことは全くちがう。他人の歌は良くも悪くも他人のもので、であるからして、自分の解釈の余地を含んだところで、何にも崩れないし壊れないからだ。

 

最近「おやすみソング」と称してカバーをRadiotalkに配信中しているのは、歌をうたいたいから、その気持ちを外に出したいという由がある。自分たちの歌ではダメなのかと問われたら、口籠る。なぜかはわからない。わからないことが自分の中にあることだって、ある。

 

昨日配信した「カバー」で、岸田くんに、「これは『歌ってみた』なの?」と問われた。わたしの中では『歌ってみた』と「カバー」または「コピー」は、違うもののように思っている、らしい。

 

『歌ってみた』って言うには、あんまりにもわたしの歌は自分勝手だと思うのだ。自分勝手に、解釈の余地に十分に甘えて歌う。そういう歌が今は歌いたくて、だから他人様の歌をうたっているんだろうと思う。

 

『歌ってみた』は、なんかもっと、もっとずっとすごいもの、って感じがする。わたしは手を出さないなあと思っている。

 

なんつって、しれっと『歌ってみた』って配信したら、指差して笑ってください。