およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

気分転換

お題「気分転換」

 

今日はこれで書いてみよう。

 

気分転換が下手だ。

気分が落ち込むと、落ち込んだきもちと仲良く握手して、じっとりと横たわってしまう。

気持ちも横たわるし、それに伴ってからだも横たわる。ソファに寝そべって、じっ、としていることが多い。

 

仕事が終わると、何にも(ほんとうに何にも!)する気にならず、ひたすらにソファに寝そべっていることが多い。

夕飯は同居人1に作っていただいて、合間に、うう、うう、と呻きながら、なんとか湯を浴びる。髪を乾かすのも一苦労で、お風呂がいつまでたっても「楽しみ」にならない。

 

湯を浴びてしまえば、心地よさを感じるし、さっぱりした!と思えるのに、風呂場に到着するまでに必ず、うう、うう、と呻いている。うめき声は、わたしの呪詛なんだろうと思う。

 

夕飯を食べて、風呂に入って、薬を飲んだら、またひたすらにソファに寝そべっている。

薄暗い場所で、ぼんやりTwitterを眺めたり、ツムツムをしたりしているうちに、寝る時間になるので、寝床へ移動する。薄暗い場所から、薄暗い場所への移動。わたしの寝床は極寒なのです。

 

ソファがなかったら、ただひたすらに寝床で寝そべっていただろうな、と思う。

ソファがあるから、なんとかワンクッション、同居人たちが居る場所で、ぼんやりすることができる。(このソファも、ほんとうはわたしのものじゃない。同居人1のもの。でも好きに使わせてくれる。懐が広い。)

ソファがともだち。ソファが守護神。ソファは最高。ありがとうソファ。

 

そうして、薄暗い場所から薄暗い場所へ移動し、寝床に入るとき、しゅっとひとふき、香水を枕にふりかける。

何種類かある(液漏れしてビショビショになっている)スプレーの中からひとつ、今日はこの匂いがよいと思ったものを選んで、ポンプを押す。

 

薄暗い部屋にたちどころに良い香りが広がって、それを胸いっぱいに吸う。おお、いい匂い、いい匂いがしておる…と、何度も何度も深呼吸して、良い匂いに包まれたまま、眠りに落ちる。

 

翌朝、髪や寝具に残った香りを嗅いで、また、おお、いい匂い、いい匂いがしておる…と、ひとりごちる。

 

そうやって、横たわったきもちを、なんとかよしよし撫でている。怖いことはないぞ、安心していいぞ、よくやっているぞと、ちいさくちいさく、励ましている日々です。