およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

我が家のここが好き

お題「我が家のここが好き」

 

お題で書いてみよう。

 

我が家のここが好き、とのことだけれど、わたしは我が家の全部が好き。

我が家はルームシェアなので、同居人1、同居人2、わたし、のそれぞれの部屋と、真ん中にダイニングキッチンがある。字で書くとなんだか格好の良いものに見えるけれど、実際は、わたしと同い年かもう少し年上の、築年数がそれなりに経っている建物だ。

 

お風呂とトイレは別。トイレはウォシュレットがついているけれども、とっても型が古いもの。最初こそ使っていたけれど、電気代をけちって今はコンセントからオフ。

 

お風呂は足を伸ばして入れるけれど、追い焚き機能はないので、お湯を張った日は3人急いで次から次へと入浴する。

 

我が家のまわりは同じような建物なのだけれど、北側だけは違う。

玄関に面したそちら側は、マンションとマンションの合間にぽつんと一軒家が建っており、そこのお宅のこんもりとした庭が見渡せる。

 

鬱蒼と茂った木々たちは、わたしの窓から少しだけその頭を覗かせる。それくらい鬱蒼としているので、ちいさな虫たちもぶんぶん飛んでくるのだけれど、わたしは、このお宅の庭の舳を見るのが、とても好き。

 

木々の先端と、よく晴れた空を、開け放した窓からぼんやり眺めて、ぼーっと口を開けている。とても気持ちが良い。

 

ベランダ側の眺めも気に入っている。こちらからも街路樹がよく見えて、さらさら、さらさら、木の葉が擦れ合う音がよく聞こえる。住宅街なので、こどもたちの笑い声もよく響く。高い建物は遠くにあるので、空が狭いな、と思ったことはない。

 

こうして書き出してみると、わたしは、我が家の周りを緑が囲んでいるというところが、とっても好きみたい。目で見るのも好きなのだけれど、多分、音が好きなのだ。木の葉が揺れて、風が吹くその音が、好きなのだろうな。