およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

さつまいもたち

今週のお題「赤いもの」とな。赤いものと聞いて、真っ先に思い浮かんだのは、手元にあるセーター。毛玉がすごかったので、先日、無心で毛玉取りをした。ショリショリ、ショリショリショリショリ…といった塩梅で、2着のセーターをショリショリし続けた結果、ゴミ箱に毛玉がこんもりと積もった。

 

すっきりした気持ちでセーターを畳み、そのあとぼんやり過ごしていたら、同居人1が「ぎゃっ」という悲鳴をあげた。「なにこれ?!気持ち悪!」

どうやら、わたしのショリショリの結果、ゴミ箱の毛玉が予想以上に多く、黄色いセーターと赤いセーターをショリショリしたせいで、毛玉のゴミがまだら模様になり、謎の生き物に見えたよう。わたしは毛玉にしか見えなかったから、なんとも思わなかったのだけれども。というか、ショリショリの音聞こえていなかったのかな。同居人1は、夢中になっているとまわりの音が聞こえなくなるタイプ。

 

赤いセーター以外で、今わたしの身近にある赤いものは、さつまいも。先日も書いたけれど、同居人2のご実家から、安納芋、シルクスイート、紅はるか、3種類のお芋を頂いている。まだまだダンボールの中で、ひとつひとつ新聞紙にくるまって静かに眠っている。先日3本焼いたら、全然2人が食べなくて、結局1人でお腹がくちくなるまで食べた。これからは無闇やたらに焼いてはいけないな、と心に誓い、そういうわけでダンボールの中で静かにさつまいもたちは出番を待っている。

 

さつまいもの食べ方、焼き芋以外に何があるだろう。天ぷら?難易度が高い。焼いて食べる?それは焼き芋ですね。味噌汁?同居人2が嫌がりそう。さつまいもご飯?同居人2が嫌がりそう。お菓子にする?難易度高い。というわけで結局、焼き芋に落ち着く。

 

さつまいもは優秀だ。そろそろ頂いてから2週間以上は経とうというのに、新聞紙の中で、腐らず、じっと出番を待っていてくれる。秋だから、というのもあるけれども、やはりさつまいも自体のポテンシャルもあるのだろう。根菜類は本当に優秀。さつまいもは偉いのだ。

 

今日は一本くらい焼こうかな。一本だったら、誰も食べなくてもわたし一人で美味しくいただける。美味しいお芋でお腹がくちくなるなんて、秋の贅沢この上なしだ。