およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

散歩と中動態の世界

散歩が好きだ。

最近働き始めたから、労働の日々はだいたい10,000歩くらい歩ける。

問題は休みの日。

休みの日も同じくらい歩ければ1番なのだけれど、10,000歩を散歩で歩くのは、なかなか難しい。

 

今日はなんとか7,000歩あるけた。あと3,000歩足りずだったけれども、致し方なし。

 

散歩コースはいつも決まっている。脱走癖のあるダルメシアンちゃんが2匹いるおうちがある。(以前、早朝に、駅前へ向かって颯爽と走り去る姿を目撃した)

玄関前に居る時もあれば、姿が見えない時もあって、今日は前者のほう。わうわうわうわう、と威勢よく吠えていた。冬でもふたりは元気満々みたい。

 

土曜日だからなのか、人も多けりゃ車も多くて、バイクも多くて、なんとなく急かされた気持ちになる。何かを運ぶ車やらバイクやらが、ひっきりなしに道を行き交う。

行先に待っている人が居て、その人のもとへ急ぐ人ばかりが、夜道には溢れていた。

 

裏道には、そんな車やバイクがいっぱい。

 

それから今日は、ちみちみと「中動態の世界」を読み進めた。あと半分くらいまで、来た。

 

何言ってるのか、わかるようなわからないような、わかるようなわかるような、っていう感じで、本が進んでいく。おお、なるほど、と思ったらすぐに、ううん、わからない、となり、本に振り回されている感じ。面白い。

 

考えていなくても済んでしまうようなことを、考えてくれる人がいて、それを文字に起こして、本にしてくれる。すると、それまで見ていた景色に穴が開く。これは知らなかった、こうなっていたからこうなんだ、そういうことなんだ、と、思えたときが、1番面白いように感じる。

中動態の世界は、そういう本だなあと思う。

 

あと半分読み終えるのが楽しみ。難しいけれど、楽しい。こういう読書も、いいものだなあと思う。