およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

ターニングポイントを過ぎたとて日々は日々

あるはるかのさえぐさです。

 

2021年5月12日のライブがおわった。全力フルスイングで空振り、してもいいと思っていた。結果、フルスイング空振り、のところもあって、もちろんしっかりねちねち落ち込んで、今日。もう、何回も聞いたから、ちゃんと受け止められている。成長。

 

神様がもしいるとするなら、そしてこれがもしお話の世界だったならば、5/12のライブは自分史上過去最高の歌声で、なんかすごい割れんばかりの拍手(コロナだからお客さまはそんなにたくさんおいでではなかったけれども)で、その中にたまたま業界関係者なんかがいちゃったりして、「天使の歌声だ」(マンガのBECKみたいにね)とか言われたりして、ハッピーエンド、はい万歳、になるのかもしれない。でも現実は、もっと、もっと、もっと、地に足のついたもので、5/11の自分と5/12の自分は地続きで、さらにいうなら5/12と5/13の自分も、今日の自分も、地続きだ。

 

昔、ライブハウスのひとに、「仕事を別でしているからこそ、表現したいことがある気がしている」と、話したことをふと思い出す。

 

わたしは、ステージに立っていたとしても、日頃普通に生活をしているただの個人で、世界に揉まれながら流されながら、拾い上げたもの、誰かが置いていったもの、誰かから手渡されたもの、見たもの聞いたもの感じたもの、から、何かを作っている気がしている。

 

最初から「特別」な人はいる。それはもう知ってる。それはもう、たくさんたくさん見てきた。颯爽と風のようにわたしの隣を走り抜けて行った。

 

彼らは彼らなりの、辛さがあるんだろうと思う。でもわたしは羨ましかったし、妬ましかった。私も「特別」だと、思いたかったから。

 

でも今、わたしは、自由だ。

 

自由に、世界を感じ、フルスイングで空振りし、振り返り、ホームランになる瞬間もゼロじゃないことを知っている。

 

みんなも、おなじじゃあないかしら。おなじだったら、分かち合える。労りあえる。そう思えてるわたしがいる。

 

【お知らせ】

2021年5月12日新宿ナインスパイスでのライブの配信チケットはこちらで買えます^_^

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