およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

蒸しパンの逆襲

あるはるかのさえぐさです。

 

隣の席のお姉さんが急に喋り出したのでびっくりした。1人かと思ったらそうじゃなかったらしい。その隣にいる人とペア。相槌の声は電車の音で聞こえない。

 

思い出したように胃がしくしくする。タイミングがよくわからない。いまのお姉さんの声にびっくりしたのかね、君。胃に話しかけてもしくしくいうばかりだ。

 

今朝は調子が良かったのにどうしたのかね、君。胃腸科の先生からもらった薬もきちんと服用しておるのに、なかなか良くならないのう。いや、だいぶ痛みの感覚は弱くなってきておる。焦るでないぞ。先生の言いつけ通り、通常濃度のコーヒーは避けて、極端に甘いものやしょっぱいもの、辛いものも、いかん。胃酸が出過ぎるからのう。

 

胃酸の出過ぎで胃が痛む。消化するために自分の身体に必要なものが自分を攻撃している、らしい。

 

ほれ、先生は甘いものがどうしても食べたかったら、蒸しパンを勧めていたぞ。蒸しパンを食べるのが良いとな。

 

蒸しパン食べました。昼に。そしたら猛烈に胃が痛み出した、なんでや。大きさか。確かに甘かった。でかかった。蒸しパンならなんでもいいんじゃないんか。考えればわかるか。

 

胃よ、いや、わたしの胃酸よ。そんなに出なくていいよ。もう足りてるから、マジでありがとう、消化がんばってくれてるの超わかってる、ありがとう、ありがたいよ君のその行為。でももう出なくていいねん。出過ぎですって。そんな力まないで。肩の力抜いて胃酸出してこ。君なら出来るよ。