泳ぎ疲れるまであそぶ
最近コツがわかってきたかもしれない。短歌の話。いい短歌なのかどうかはわからない。ただ、「自由だなあ」と思う。
5、7、5、7、7のリズムに(結構破調するけど)こんなに抵抗感がないのは、たぶん、小学校とか幼稚園のころとか、もっと小さいころから、「赤信号みんなで渡れば怖くない」みたいな、もしくは交通安全標語みたいな、そういうものに触れていたからだろうなと思う。
日本人だから、とかじゃなくて、自然とまわりにその「リズム」が溢れていた、そこになんの疑問も持たなかった、そういう環境は内在化されて、意識せずともリズムを掴み、言葉になるんだろう。
でも私が書けるのも読めるのも、現代口語短歌だけ。古語は難しくて意味が取れない。意味が取れるようになりたいな、と思うまでは、現代口語短歌のプールで、しっかり泳ぎ疲れるまで、遊んでいたい。
やらなくてもいいことなのだから。やらなくてもいいことに、ひとつの、確信を持って、楽しんでいるのだから。