およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

誕生日なのでリスタート

誕生日なので、ケーキを2つ食べた。

誕生日なので、免許の更新もしてきた。

そしていま、布団にいる。

 

免許証の写真を撮ってもらったあと、写真をみたら、素直に「老けたなあ」と思った。

自分ではちんちくりんのままのつもりでいたけれど、歳月というものは確実に積み重なっており、それがこういうふうにして現れるものなんだなあと思う。

 

重力に従うようになった顔つきを見て、しみじみしてしまった。

顔面ローラーでもやろうかなと、柄にもないことを考えて、すぐやめる。

 

***

先月から引き続き調子が悪く、今月はすでに3回も休んでいる。

 

体調があまりにもあまりにも、な状況だったので、辞めるのもやむなし、のつもりで、本社の障害者雇用担当の方に相談した。

 

そうしたら、思いもつかぬ解決案を提案してくれて、一昨日から、その提案のとおりに働いている。

 

配慮と配慮の掛け合わせで、負担を最小限にしてもらい、勤務時間も最小限、シフトの組み方も最小限にしてもらったら、どっと肩の荷がおりた心持ち。

 

役に立ちたい、面白いからもっとできるようになりたい、の気持ちから来る行動と、なんにもしたくない、できるようになんかなりたくない、だって病気なんだから、の気持ちからくる行動がぶつかり合って、体調を崩したみたいだった。

 

できるようになりたい、なりたかったのも自分。そうなると怖い、と思うのも自分。

 

どちらも自分だから、だからこそ自分でもわけがわからない。自分のゲシュタルト崩壊よろしく、心が折れ、大泣きして休み、寝込むことになったみたいだ。

 

一昨日からは、配慮してもらっているおかげで、普通に仕事に行けている。

出勤前に緊張はするけれど、

「ここからまたリスタートしましょう」

という、本社の人の言葉を胸に、駅までの道を歩くことができている。

 

辞めなくてすんだ。

辞めないで誕生日を迎えられた。

今日からまたリスタート。

たくさんのひとのお世話になりながら、今日も生きている。