わたしの仕事
今日はこれで書いてみよう。
わたしの仕事場は、図書館です。
障害者雇用なので、できる仕事は限られているけれど、毎日たくさんの本を触っている。
毎日、色んな本が届く。本当に様々な本、本、本!
見たこともないような、大きい大きい絵本がたくさん届いたりする。
大好きな作品の、でっかい絵本を見たら、それだけでニコニコしてしまう。かわいい。存在がかわいい。
館外に持ち出せるのかはわからないのだけれど、そんな存在がある場所で働けていることが、嬉しい。
児童のコーナーが特に好きだ。
こどもたちはどんな本を選ぶんだろう、と思いながら、本を並べてる。
これ置いといたら手に取ってくれるかな、というものを、今日は何冊か選んで、並べてみた。わたしがこどもだったら、これ手に取るかも、というもの。誰かが借りてくれたら嬉しい。
それから、大好きなムーミンが所蔵されていたのも嬉しかった。
わたしこの本持ってる。
わたしこの本部屋にある。
と、思いながら、ニヤニヤした。
ついでにムーミンシリーズから一冊選んで、目につくところに並べておいた。
児童担当の職員の方々は、本当にすごい。
これは何歳くらいで、これは何歳くらいが対象で、本が苦手な子にはこのあたりがおすすめだよ、と、知識を教えてくださる。
児童担当の方だけじゃなくて、職員の方は本のことを熟知しておられる。
司書さんって本当にすごいなあ、と、毎日思っている。
おはなし会、というものが定期的に行われているそうで、目下、それに参加することが目標であり、楽しみでもある。
こどもたちに本を読むおはなし会。
こどもたちと触れ合えることも楽しみだけれども、それよりも、お母さんやお父さん、保護者の方に、ほんのちょっとでも役に立てるかも、と思うと、それがとても嬉しい。
こどもを産み育てているすべてのひとたちの、なにがしかの役に立てたら、こんな嬉しいことはない、って思ってる。
おはなし会のあいだだけでも、保護者の方が、ぼんやり休めたらいいなと思う。あわよくば、おはなしを聞いて、ちょっとでも楽しんでくれたらいいなって思う。
こどもたちだけじゃなくて、来てくれる大人の方々、どんなひとでも(よほど困った大人じゃない限り)、図書館は、「居ても良い場所」で、望めば「知識に触れることができる場所」だと、思ってもらえたら嬉しいなと、おもう。