およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

お気に入りの毛布

お題「お気に入りの部屋着」

 

今日はこれで書いてみよう。

 

お気に入りの部屋着、と聞かれたら、迷わず「着る毛布」と答える。冬になったらすぐにタンスの奥から引っ張り出して、洗濯をしている時以外は、常にこれに包まれている。しあわせ。

 

何が良いかというと、まず手触りがよい。着る毛布、と名乗っているだけあって、毛布のような生地。だから暖かい。暖かいは正義だ。寒いとより卑屈になるけれども、暖かいだけで、ちょっと性格が良くなる(と思う)。

 

次に、長さがちょうどよい。足もとを引き摺るほどではなく、足首まで隠れる。腰回りが暖かいので、中に着るものが薄いものでも十分。現にいま、着る毛布の下は半袖だけれども、これでちょうどよい。もっと寒くなったら、中に着るものを長袖にすれば万事オッケー。着る毛布は温度調節もしやすい。

 

最後に、毛布がわりにこのままソファーでころんと眠れるところ。もっと寒くなったら無理だけれども、今くらいの気温だったら、着る毛布を纏ったまま寝転んでお昼寝、ということが可能になる。それくらい保温性が高い。

 

ようは「暖かくて最高」ということに尽きるみたいだ。寒いは本当につらい。寒いはなるべくなら避けたい。部屋の中で、背筋がひゅう、とすると、それだけでちょっと悲しくなってしまう。今日気がついたのだけれど、どうやらいつも泣きたいような気持ちでいるので、寒さによってそれが強化されてしまうのは、できる限り避けたい。泣きたいような気持ちも、着る毛布はすっぽり包んでくれる。暖めてくれる。そうすると、ほんのちょっとだけ心が休まる、気がする。