およぐ、およぐ、泳ぐ

不安障害です。日々のことを書いていきます。

呪いが解ける

4月に入った途端、自分が3月までの自分じゃなくなった。変わらず毎日働き、薬を飲み、くたくたになって帰り、週末はぼんやりしているのに、なぜか、それに対して迷いがなくなった。

 

新しくもらった薬が効いているだけなのか、春の気候がわたしをそうしてくれたのか、今の状況に慣れるしかないんだよと、身体がわたしのこころを宥めてくれたからなのか、その全部か。

 

桜が散る前に、ただただ桜並木をあるいた時間もよかったのかもしれないし、職場のだれさんとだれさんがいがみあってること、そういう場所で働いてることが自分の「スタンダード」になったのか。

桜と一緒の頃合いに椿が咲くんだな、モッコウバラがきれいだな、今日は晴れたな、地下鉄から地上に出た時の光りがちゃんと朝のそれになったな、とか。

 

なんだかそういうことを思う以外は、こころが凪いでいる。凪。虚無?凪。虚無か。

 

身体が軽い。どこも痛くないからだ。本当にそうなのか、いまだけなのか、どちらでも良い。身体が動く。こころが凪いでいる。外の世界が目に入ってくる。ちゃんと、身体が、受け入れている。